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  • 執筆者の写真千葉芽弓

半断食にいってきました

心身のメンテナンスに毎年取り入れている半断食。

断食だけであれば家でもできる、、と思われそうですが、日常生活を離れて自然環境に身をゆだねて食だけでなく情報や仕事、家事などから解放し、そして1日二食の極少食の動物性・白砂糖・油なしの玄米菜食にし、身体を動かし巡らせることで体内に溜め込んだ毒素を排出していきます。

一人ひとりにあったおかずが一口ずつ。玄米ごはんとお味噌汁がつきます


1口100回(目標は200回)噛むことで、唾液で完全に溶けた状態まで口内で消化させます。それが消化器負担を最低限にし、内臓を休めてあげることができます。

今回初めてお邪魔したのが「桐生断食道場」。ネーミングもちょっぴり厳しそうなこちらの道場。リマの月刊マクロビオティックの広告でも目にしていたこちらはマクロビオティックと沖ヨガを学んだという道場長で、尊敬するマクロビオティック和道の磯貝先生ともご友人だということで気になっていたところ、なんと「くまポン」で二泊三日で12600円で出ていたので、友人とともに参加。

(※ちなみに、このくまポン、お得なクーポンが手軽に買えてとても便利でおすすめ)

最近の半断食は、食の欧米化や忙しいライフスタイルや心を締め付ける環境下でより陽性化した現代の人にあわせ、芯の陽性の締まりを解いて古塩とともに固まる動物性たんぱくや脂肪を溶け出すことをテーマに「無塩食」を組み合わせるのが主流ですが、こちらの道場では昔ながらの塩をしっかり入れています。玄米も圧力でしっかり炊いて、お手当の毒消しの飲み物も梅しょう番茶・醤油番茶。

そして、希望者には塩番茶での腸洗浄をすすめられ、初体験。

これはなかなかすっきり感がありました。

最終日には久しぶりの排毒で37.7℃の熱が出たり、吐き気で起き上がれないということになってしまいましたが、帰るころにはやはりちゃんと元氣になって、忙しさと外食の多さに溜め込んでいたものを痛感。必要な合宿だったのだと痛感しました。

滞在中、裏の吾妻山へ犬2匹を連れてスタッフさんとともに散歩、合間には自力整体をDVDを見ながらしてからだを動かします。

お風呂は体力を消耗するからとシャワーのみなのも他と違うところでした。

朝は掃除とヨガのあと、梅しょう番茶とみんなの朝ごはんという焙煎した玄米の胚芽とぬかをベースにしたきなこのような味のものを、三年番茶で溶いて食べます。食物繊維たっぷり、美味しくて気に入ったので一箱購入して一か月続けてみることに。

(原材料は、玄米胚芽と表皮、大豆、ごま、よもぎ、こんぶ、しいたけ、はと麦、大麦、すぎな)

自然豊かな桐生、歴史ある建物は懐かしい匂いがし、つばめの子供や、いのししなどが道場のまわりにも登場していました。

シンプルなごはんをよく噛んで、味わいいただく。

それだけでからだはこんなにも反応し、楽になる。そしてからだを動かすこと。都会ではやはり体を動かすことがすくなすぎ、自然の一部である農耕民族の日本人ゆえ、何かしら土と一体化する必要性を感じます。

ふきの醤油煮、ぬかのついたままの大根のぬか漬け、昆布煮


日常に戻ると煩雑さにまたすぐ埋もれてしまうけれど、今回の貴重な経験と学びを咀嚼して生活に落とし込もうと心に誓いました。

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