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  • 執筆者の写真芽弓 千葉

サルコペニアの予防に



サルコペニアってご存知ですか?

高齢者が筋肉量が減少して、全身の筋力低下が起きること。健康長寿に筋肉の維持は必須で、そのために高齢になると動物性タンパク質が必要だと言い肉を食べることを勧める医師の方もいます。


しかし、京都府立医科大学の調査研究で、そうではないことがわかりました!!

健康と腸内フローラの関係。


京都の北部にある京丹波市の田舎町で、100歳以上の人口比率が全国比率の約2.8倍もあり、しかも健康であることに着目し、調査をしました。

認知症や大腸癌の罹患率も低く、血管年齢も若いなども注目すべき点です。


京都市内に住む人と、京丹波市に住む人の腸内環境を比較したところ、食物繊維から酪酸を作る腸内細菌ラクノスビラを多く持っており、健康長寿と食生活の関連があるとみなされ、食事を調査。

その結果、京丹波市の人たちは麦や玄米など全粒穀物を多く摂取しており、野菜、海藻、豆類、芋類も多く食べており、圧倒的に食物繊維の摂取量が多いことが明らかになりました。


筋力低下に大きく関わるラクノスビラ菌が腸内に多くあると、筋萎縮を抑制し、サルコペニア予防にも関連していると推測され、京丹波市の高齢者の方々がとっていたのは、大豆や名産の黒豆をはじめ植物性タンパク質であり、土壌・土台である腸内環境が整っていたためだということです。



食の欧米化、加工品や添加物などで日本人の腸内環境は乱れ、それがさまざまな健康リスクになっています。

京丹波市には、つい最近までコンビニもなかったそう。


日本人は私たちが先祖から食べてきたものを中心にした食生活を!!

京丹波市の方々のような田舎町で、自分達で育て、野山や海からの恵みを身体をつかって感謝していただくような足下にある穀物や野菜などを中心にした食生活こそが、万病の予防と健康には一番大切です。


食生活で大切なのは、

穀物、豆、芋、海藻、野菜を季節に合わせていろいろなものを食べる。

食料自給率1%の東京だとその土地に合ったもの、というのが難しいですが、旬のものを意識していただくとか、生まれ故郷のものをいただくとかでもきっと変わるはず



まずは自然なものを、

消化不能なものを取り込まないように、


和食中心に

一物全体、全粒や皮もまるごとたべて食物繊維たっぷり

味噌や漬物、納豆など発酵食品たっぷり


お菓子は油をほとんど使わない和菓子を


で腸を元気にして、免疫力を高めて行きましょう!


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