岐阜県瑞浪市大湫
かつて名古屋の財閥たちが開拓した標高500mの別荘地。
時を経て、使われなくなった別荘を、建築デザイナーであるご主人がデザイン、家族で作り上げ改築した
@cafeseigaiso カフェー清涯荘
オープンから5年を経て、カフェーの上の270度のパノラマを一望できる、雲海の上にフロートするような展望を新たに会員制の天空ラウンジとしてスタート。
そのメニュープロデュースとコンサルをさせていただきました。
そこにあるもの、思いなどを生かす本当の意味でのサスティナブルであり、最上級の非日常、そしてラグジュアリー感を味わえる、ここだからこそのおもてなしと料理。
モーニング、ランチ、アフタヌーンティーの3構成を、オーナーの溝口夫妻とオンライン打ち合わせやメッセージですり合わせをし、コンセプト固めからブランディングも考え、メニュー提案をさせていただきました。
場と思いを生かし、とらわれずインスピレーションでメニューやコンセプトを作り提案する。
あとからクラファンの文章などを読んで記事を書こうとして、、まさにドンピシャであったことを知り、必然だったんだなと。
サスティナブルとラグジュアリーの共存。
最高のごちそうは自然界の作る日々刻々と移ろう景色と空気。
それは二度同じものはない、一期一会のギフト🏔
素材を最大限に生かして、訪れる人が最高の喜びと感動を得て、そして免疫力を高め、美しく健やかになるお料理を、たっぷりの酸素とともに細胞の隅々まで生き渡らせる。
オーナー夫妻とそこに携わる方々の喜びとなるようにと。
モーニングは
おめざのいのちの甘酒を旬のフルーツとスムージーに。
7月はキウイ。
カフェーの名物の酵素玄米のおかゆ
精進出汁と月替わりの旬のお野菜をつかっています。
7月はトウノキビ
とうもろこしです。
ことことじっくりと炊いたおかゆさんは朝の滋養にもピッタリ。贅沢にとうもろこしを使い、ペースト、粒、出汁まで丸ごと無駄なく。
消化もよくそれはおいしく野菜のうまみが滲み入ります。
器は抹茶茶碗。陶芸の聖地でもある岐阜。眠らせていたお父様が焼かれた美濃焼の器を活用。
温かい豆乳のふわふわスープ。こちらも器はお父様の作品。
2階のカフェで出る米粉パンの耳を揚げた揚げパンを添えています。
おかずは、敷地内の朴の葉に乗せています。祖母が飛騨出身で馴染みのある朴葉味噌を思いだして。
今は亡きオーナーのお母様が漬けた貴重ないのちの梅干し。まろやかなうまみのあるやさしい梅干し。
菊芋の味噌漬けと、わたしがプロデュースした菊芋の佃煮
瑞浪地区名物の正方形の油揚げを焼いて、地元名産の細長い麺状の寒天で作る琥珀色の出汁寒天を乗せて。
同じく名物の赤かぶ漬け。今は赤かぶがない季節のため、赤大根を梅酢漬けしたものを。
2種の自家製豆腐チーズと白和え
季節の青もの。
試作時はいんげんとモロッコの胡麻和えにして、初日はお父様の育てたきゅうりが豊作はのでエリンギと棒棒鶏風にして。
人参のラペは暑い時にもさっぱり。グレープフルーツを使いました。
このロケーションで食べたい!と言われた夏野菜のラタトゥイユ。
庭の山椒をオリーブオイル漬けにして乗せています。隠し味にはお母様の梅干しと恵那味噌。
身土不二を大切にしています。
デザートは甘酒プリン
山椒とべにふうき茶のもえぎ色の豆乳クリームと、オレンジの皮のピール入りの白いクリーム。
庭のハーブのお花を飾っています。
全て無添加・ヴィーガン 、できる限りオーガニック。
極上の調味料や油を使用。
TEN KUH Loungeで心身を開放し生き返ってほしいというオーナーの愛を形にしました。
一日の始まりを豊かに、養うごはん。
大切なことを思い出させてくれる
愛は臓器の粘膜に、ダイレクトに伝わる。
だからこそ大事なのは思い。
きっときっと素敵な時と経験に彩りを添えてくれることと、、、
沢山の方に幸せを感じてもらえるに違いありません。
この感動を、ぜひ体感しに行ってみていただきたいです
カフェー 清涯荘
0572-63-3010
・・・つづきはランチ、アフタヌーンティーへ
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