美は物質にあるのではなく、物体と物体の間の陰影の"綾"にある
谷崎潤一郎の言葉だそう。
日本人の奥ゆかしさの先にある見えないもの。
不便さすら愛おしむ国民性。
今日、1月七日は人日の節句。
人の日とかくように、人を大切にする日。
だからこそ、ゆっくりと土鍋で炊いたおかゆさんには、旬の春の七草であるせり(芹)、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろをいれて、それは薬草のように年末年始のハレのご馳走をたべた胃腸を養う。
時間をかけて火にかけたおかゆは心身を温めてくれる。
一年の無病息災と五穀豊穣を祈る行事食です。
日本人はそういう理にかなった賢い暮らしと食を育んできました。
お正月飾りを下げ、大切にしたいもの、大切に守りたいコト
改めて考える。
日本海側は大雪みたいです。
どうか事故のないように、、、!
お気に入りの蒔絵の骨董品に乗せて。
日本のお正月は美しいです。
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