女川と金華山、あれから8年
- 芽弓 千葉
- 2020年10月20日
- 読了時間: 3分

震災の1年後に訪れた石巻と金華山。
荒れ果てて何もかもがなくなった港、仮設のプレハブのお店がいくつかあるものの、当時の町民のみなさんは諦めたような様子だった。

あれから8年、去年からご縁をいただいている東北の復興や地域創生を絡めた食の多様性セミナーで女川に再訪することができました。

女川は以前の影が全くみえない美しい街に生まれ変わっていました。女川の駅にの二階には温泉、地域産業と手仕事のお店やおしゃれなカフェのあつまったシーパルピア女川ハマテラス
新生女川。

金華山はパワースポットとしても有名で、東奥三大霊場・日本五大辨財天である黄金山神社を3年続けて参ると一生お金に困らないと言われています。
金華山はこの女川港から船で渡るのですが、通常便は日曜日しかでておらず、その他はチャーター便で渡ることができます。
トレッキングするにも、見晴らしがよくてとっても気持ちいいところ。
アフターコロナのインバウンドの誘客とおもてなしの強化にベジタリアン・ヴィーガン対応をして、食の街石巻でより一層幅広いお客様に足を運んで食を楽しんでもらえるように、、、
お店はどこも経営も大変な中、できること1つずつ無理なく、そしてたのしんで取り組んでいただけたら、と心から思ってセミナーをさせていただいています。
女川は魚の街であるものの、足下には沢山の宝が埋もれています。保存食、発酵、漬物、山菜、きのこなどなど。
その原石を掘り起こし、磨きをかけることができたら、、、。

一歩ずつ目の前の人に伝えて寄り添う。
直前に現地入りOKがでたため急遽現場入り。参加者は少なかったですが、いいコミュニケーションがとれ、やはりフェイストゥフェイスは大切ですね。

セミナーの後は部屋を移動して無添加のヴィーガンフードをいろいろ試食。
私がこだわるのは動物性不使用であり、さらにナチュラルであり無添加、自然に則したものであること。そうでなくてはヘルシーともサスティナブルとも言えないから。

試食はベジテのレトルトヴィーガンカレー
に、トレンドにもなっている大豆ミートの竜田揚げを乗せて。
魚の街だからこそ、稗で作る小さな魚フライ風。豆乳タルタルソースにはあおさを入れて。
大豆ミートミンチの肉そぼろも試食いただき、肉の置き換えのイメージをしていただきました。

こちらはUSOUQのデーツブラウニー、グルテンフリー&ヴィーガン、シュガーフリー です。
豆腐クリームを添えています。

どれも美味しい、おいしい、と食べていただけてよかった!!
東北は味付けが濃く高血圧なども問題になることが多く、地元の方々の健康面でも野菜中心で食物繊維が多く、白砂糖も使わない食はメリットがたくさんあります。
自然や海の美しい場所だからこその環境配慮も、、、
書道を長くやっていた身として、すずりに使う硯石はここから出荷されていると聞き、やはり意味あってご縁があるものだなと感じます。全ては必然。

早速焼肉屋の参加者の方が、ハンバーガーを作ると前向きに張り切ってくださり嬉しいです。
最高のお天気の中、ハードスケジュールよ日帰り出張でしたが、帰り道の夕日の美しさに癒されました。
ご参加くださった女川町観光協会のみなさん、石巻圏観光推進機構や女川町観光係のみなさんや地域飲食店の皆様ありがとうございました!

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