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執筆者の写真千葉芽弓

おなかケア・プロジェクト

国立研究開発法人理化学研究所・辨野特別研究室の「おなかケア」プロジェクト。

培養せずに腸内細菌解析を行なうことで個々人の腸内環境を把握し「腸内細菌データベース」を作成する目的での研究に参画させていただいた結果がきました。

食生活、生活習慣などの改善を示唆し健康の維持・増進、病気予防に役立てようというもの。

私の腸内細菌パターンは「グループ3

グループ3の特徴は

「海草・根菜・キノコ・野菜の摂取頻度が高く、喫煙習慣がない」

・・・そのとおり。

主な菌群:バクテロイデス、フェイカリバクテリウム

だそうです。

バクテロイデスとは、短鎖脂肪酸という物質を出して脂肪の吸収を抑えたり燃やしたりする腸内細菌で、「ヤセ菌」です!!

ジェフリー・ゴードン博士の研究で、痩せている人にはバクテロイデスが多く、肥満の人には少なくて逆にファーミキューテスという噂の「デブ菌」が多いことがわかっているのだそうです。

そしてフェイカリバクテリウムは健康長寿のための代表的な菌で、酪酸を産生する善玉菌なのだそう。

私の腸内を健康に保つ2つの菌の割合は、フェイカリバクテリウムの割合は11.8%、ビフィズス菌は4.9%。平均より少し多い感じでした。

やはり穀物菜食中心に、発酵食などバランスよく食べるマクロビオティック食は腸内環境もよくしてくれるのだと!

腸内環境は食だけでなく様々な生活習慣や心理状態にも影響されるけれど、やはり水溶性・不溶性の両方の食物繊維をしっかりとれるお野菜、全粒穀物・海草・豆類などをしっかりと噛んで食べることが大切ですね。

こちらの記事もご参考に!

高カカオチョコレートがフェイカリバクテリウムを増やすそうです。

便は健康のバロメーター。

バナナのようにするっと出て、すっきり、ウォッシュレットなしでも紙でふいても何もつかないのが理想です。

甘いものを食べ過ぎるとコールタール状のべったりとした便になり、お肉や動物性を食べ過ぎると臭いもキツくなります。

その昔、食物繊維も豊富で油も少ない食事だったころは3食たべれば3回大便もでるのが当たり前だったそうです。そしてその便を畑の肥やしにできるくらいキレイでいい腸内細菌だったんですよね。

加工品や農薬・薬品などが食べ物にもたくさん入っていたり、摂取されている今、人間の便だけでなく動物の糞を肥料にすることもこわいですよね、、、^^;

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